東芝は、高効率に対する現在の市場の要件を満たす4チャンネルの高効率リニアパワーアンプに加えて、TCB702FNGの発売を発表しました。新しいパワーアンプにより、東芝は技術を向上させ、実際の動作範囲(0.5〜4W)でクラスDアンプのデジタル高効率に匹敵する効率を実現しました。消費電力は、一般的なクラスABアンプの最大80%削減されます。
TCB702FNGの最大出力は45Wで、最大50W出力の同社の高効率リニアパワーアンプであるTCB701FNGとピン互換です。さらに、I2Cバス制御を備えた自己診断機能も組み込まれており、ゲインまたは時定数の検出設定を変更することで、エラーを診断し、適切なセット設計に貢献できます。また、出力DCオフセット電圧のフルタイムエラー検出も含まれており、異常な出力オフセット電圧を迅速に検出し、スピーカーの焼損を防ぎ、セットの信頼性を向上させます。
主な仕様
部品番号 |
TCB702FNG |
最大出力 |
45W×4ch(Vcc = 15.2V、RL =4Ω、MaxPower) |
供給電圧 |
6V〜18V |
全高調波歪み |
0.02%(Pout = 0.4W) |
出力ノイズ電圧 |
60μVrms(BW = DIN_AUDIO) |
消費電力 |
典型的なクラスABアンプよりも最大80%低い (0.8W出力の場合、供給電圧= 14.4V) |
機能と特徴 |
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パッケージ |
P-HSSOP36-1116-0.65-001 |
サンプル出荷の準備が整い、2019年の第1四半期に量産が開始される予定です。