ロームグループのKionixは、KX132-1211とKX134-1211という2つの新しい加速度計を発表しました。これらの加速度計は、特に産業機器および消費者向けウェアラブルアプリケーションにおける高精度、低電力のモーションセンシングアプリケーション向けに設計されました。KX132-1211およびKX134-1211は、Advance Data Path(ADP)テクノロジを備えた3軸加速度計であり、MCUによって通常実行されるノイズフィルタリングとセンサー信号処理を加速度計で実行できます。これらは、アプリケーションのパフォーマンスを向上させるとともに、MCUの負荷と消費電力を削減するのに役立ちます。低電力モードでの消費電流は0.67μAで、他の従来のデバイスと比較して消費電流が63%少なくなっています。
KX132-1211およびKX134-1211の機能
- 1.7V〜3.6Vの電源電圧で動作します
- -40°Cから150°Cの温度範囲で動作します
- 消費電流は0.5〜162μAの範囲です
- 8500Hzの増加したセンシング周波数
- ±64gの増加した加速度検出
- デジタルSPI / I2Cインターフェースをサポート
- ウェイクアップとスリープ状態に戻る機能を含める
KX132-1211およびKX134-1211は、現在の産業要件を満たすために機械監視用に最適化されています。今日の工場は、機器が故障する前に企業が異常を検出するのに役立つ予測保守と呼ばれる概念の助けを借りて、人件費の削減と効率の向上を開始しています。この方法では、加速度計などのヘルスモニタリングデバイスと、モーターの振動などの機器の状態を検出するセンサーが必要です。
新しい加速度計は、機械の状態、予知保全、モーターを備えた産業機器の状態/振動監視(機械の状態監視)、GPSと組み合わせたロジスティクス追跡、ウェアラブル、自動車用スマートキーなどのアプリケーションで使用できます。KX132-1211およびKX134-1211の詳細については、Kionixの公式Webサイトのそれぞれの製品ページにアクセスしてください。