村田氏は、モバイル機器向けの0201インチサイズ(0.6×0.3×0.3mm)のパッケージで、部品番号PRG03BC181QB6RLの世界最小の PTCサーミスタ(リセット可能ヒューズ)の商品化に成功しました。-20℃から60℃の動作温度で、新しいPTCは高温環境で優れた長期安定性を提供できます。
PTCは、回路やコンポーネントを損傷から保護するために、特定のポイントを超えて温度が上昇すると、電気抵抗を急速に増加させます。 PTCサーミスタは、組み立て中、デバイスの落下時、または突然の衝撃を受けたときに発生する可能性のある回路の過電流を特定することにより、モバイルデバイスの異常や障害を防止します。
PRG03BC121QB6RLは、村田製作所が主力の多層セラミックコンデンサと多層デバイスに基づいて開発したプロセス技術を利用して、同社の以前のPTCサーミスタ(0402インチ)よりも80%小さい体積(約)と 70%小さいフットプリント(約)を実現しました。サイズ、1.0×0.5×0.5mm)。村田製作所のセラミック材料は、デバイスの安定性を長期間維持するのに役立ち、電子デバイスの安全性の向上に貢献します。
NTCサーミスタは、主にモバイルデバイスの電子回路の温度を制御するために使用されていました。新しいPTCサーミスタは、メーカーが短絡を防ぎ、製品の安全性をさらに向上させるのに役立ちます。PRG03BC181QB6RLの詳細については、村田製作所の公式ウェブサイトをご覧ください。