STMicroelectronicsは、STM8 および STM32マイクロコントローラー をプログラミングおよびデバッグするための次世代STLINK-V3プローブを 導入し、 柔軟性と効率をさらに高めるための拡張機能を追加しました。大容量記憶装置のサポート、マルチパスブリッジを備えた仮想COMポート、および3倍高速な書き込みパフォーマンスを備えたSTLINK-V3は、開発時間を節約し、フィールドでのデバイスの再プログラミングを容易にします。
JTAG /シリアルワイヤデバッグおよびシングルワイヤインターフェイスモジュール(SWIM)接続を提供することに加えて、STLINK-V3の仮想COMポートおよびマルチパスブリッジにより、マイクロコントローラUART、I2C、SPI、CANインターフェイスまたはGPIOを介した通信が可能になります。これにより、開発者はカスタム制御コマンドを使用してテストを簡単に自動化し、ホストPCで実行時データを監視したり、STLINK-V3を使用してブートローダーでデバイスをプログラムし、製品のメンテナンスを簡素化できます。
主要な開発ツールはすでにSTLINK-V3をサポートしており、ユーザーはSTM32Cubeプログラマー やKeil MDK-ARM、IAR™EWARM、 GCCベースのIDEなどのIDEなどの 便利なグラフィカル環境内から強力な機能を利用できます 。STでは、STLINK-V3低レベルAPIに無料でアクセスして、カスタムまたは自動テストプラットフォームとの統合を容易にすることもできます。
完全なキットとして提供される STLINK-V3SETに は、プローブ、デバッグコネクタ、ケーブル、およびSWIM固有の機能をサポートし、マルチパスブリッジからの信号へのアクセスを提供するアダプタボードが含まれています。ユーザーは、電圧変換モジュールなどの追加のボードを使用して、コスト効率よく機能をさらに拡張できます。
STLINK-V3SETは、st.comから、または販売代理店を通じて$ 35.00で入手できます。