ダイオーズ社は、4.5Vから18Vの供給電圧から最大6Aの出力電流を供給する同期DC-DCバックコンバーターであるAP62600を発表しました。コンバーターは、テレビ、モニター、白物家電、家電製品、家庭用電化製品、大規模集積回路などのアプリケーションでのポイントオブロード(POL)変換に使用できます。このデバイスには、オン抵抗がそれぞれ36mΩと14mΩのハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETが組み込まれています。
AP62600同期バックコンバータの機能
- VIN:4.5V〜18V
- 出力電圧(VOUT):0.6V〜7V
- 6A連続出力電流
- 0.6V±1%基準電圧
- 360μAの静止電流
- 選択可能なスイッチング周波数:400kHz、800kHz、および1.2MHz
- 選択可能な動作モード:パルス周波数変調(PFM)、超音波モード(USM)
、およびパルス幅変調(PWM)
- プログラム可能なソフトスタート時間
- 最高のEMI低減のための独自のゲートドライバー設計
- パワーグッドインジケーター
- UVLOを調整するための高精度有効化しきい値
- 保護回路:低電圧ロックアウト(UVLO)、サイクルごとのバレー電流制限、およびサーマルシャットダウン
AP62600は、高レベルの機能統合で設計されており、2mm x 3 mmのパッケージでクラス最高のEMI性能を提供するため、最小の製品に適しています。AP62600には、障害状態が発生した場合にユーザーに警告するパワーグッドインジケーターがあります。このデバイスには、電源投入時の突入電流を制御するプログラム可能なソフトスタートアップモードもあります。これにより、設計者は、FPGA、ASIC、DSP、マイクロプロセッサなどの大規模な統合デバイスに複数のAP62600を使用するときに電源シーケンスを実装できます。